皆さん、こんにちは
今回はCloudShellの拡張機能であるTestShellについて少しお話をしていきたいと思います。
実はTestShellはCloudShellより先に存在していと言うことをご存知でしょうか。
TestShellは検証業務で使用するテストシナリオを作るために開発されていました。最初は検証するためだけのツールであり、開発当初は物理的に接続されたデバイスや機器の検証シナリオ作成が目的でした。
しかし、時代にすれて仮想化などが発展し、クラウドプラットフォームで提供する事になったみたいです。それが現在のCloudShellというわけです。
ではTestShellには具体的にどういった機能が備わっているかについて話していこうと思います。
まず、TestShellには大きく二つのクライアントに分けられています。
・TestShell Studio
・TestShell Runner
以上の2つです。
この二つのクライアントはQuali Serverを経由しています。
スタジオは主にテストケースを作成する役目をになっています。ここで、検証したい機器やデバイスのスクリプトを組んだり、項目を作ることができます。
スクリプトや項目といっても、プログラミングで組むのではなく、ドラッグ&ドロップで時間軸を中心として組むことができるので高度な技術スキルを要しません。
これはオペレーターや管理者からすれべありがたいことですね。
一方で、ランナーの方はその名のとおり、テストケースの実行役を担っています。
スタジオで作成されたテストケースを忠実に実行し、結果を出します。
なぜ、作成と実行をわざわざ分けたのかは疑問はありますが、実行するときに余計な情報が入らなくて逆によいかもしれませんね。
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