皆さん、こんにちは
今回は、CloudShellにおいて必要不可欠?と思われるL1スイッチについて話して行きたいと思います。
そもそもL1スイッチとは?
と言うところから少し話して行きたいと思います。
まず、簡単にスイッチのことを説明すると、ネットワークの行き先を振り分けてくれるデバイスだと考えてもらえばよいと思います。
次にL1についてですが、通信機能のイメージモデルについて少し話します。
通信機能のイメージには7つレイヤーが存在し、L1はレイヤー1のことを示しているんですよね。
つまり、L1スイッチとはレイヤー1のスイッチデバイスと言うことになります。
もっと詳しく知りたいと言う方は、こちらのサイトを参照してください→L1スイッチとは?
それではなぜCloudShellにはL1スイッチがあると構成管理しやすくなるのかについて少し説明していきたいと思います。
そもそもCloudShellは様々なサーバーやネットワーク機器を統合管理できるツールでもあります。しかしながら、全てのサーバーやネットワーク機器の切り替えが同じ方法で出来るとはかぎりません。
しかし、物理層(レイヤー1)での切り替えならば、どのようなシステムでも切り替えに関しては問題があまりでなく、構成の切り替えや変更のときのコストが大幅に削ることができます。
イメージ図だとこうなります。↓
このようにCloudShellと様々なサーバーやネットワーク機器の間にL1スイッチを挟むことで、より一括管理が出来るようになります。
さらに、
L1スイッチを使用する事で一つのITインフラ環境(ラボ環境or検証環境)において複数のPOCを実行することが可能になっています。
つまり、従来の検証のように順番待ちをしなくても良いということになります。これは検証をする上では工数の削減になってとてもうれしいことですね!
0コメント